アイロンビーズは、手芸のなかでもかんたんで入りやすい手芸です。
でもアイロンがけの工程だけは、はじめのうち苦手でした。
何度も、並べたビーズがバラバラになって失敗したり。。
アイロンを買い替えた方がいいのかなとかも考えました。
結果、遠回りしつつ、アイロンも買い替えずにうまくできるようになりました。
わたしのように、慣れるまで時間をかけすぎないように、アイロンがけのコツをまとめておきます。
(1)アイロン本体よりも、シートにこだわりを
アイロン
おうちにある、スチームつきのアイロンでも大丈夫です。
スチーム出ないようにドライに切り替えて使えば問題なしです。
アイロンビーズ用にアイロンを購入する必要はありません。
細かい温度設定機能も必要ないです。
低温・中温・高温が切り替えられれば十分です。
アイロンビーズ用シート
シート選びは重要です。扱いづらいシートだと、失敗してしまうので、シートはこだわって準備しましょう。
クッキングシートやトレーシングペーパーは、破れたり、ペーパーにくっついたり、アイロン同士のくっつき具合がよく見えなかったりします。
透明シートのほうが、くっつき具合を監視できたり、扱いやすいです。
わたしが使っている、おすすめのシートはこちらです↓↓
Amazonのレビューもなかなか高評価なので、ぜひ見てみてください。
(2)アイロンの温度は「ちょうど良い」がキーポイント
アイロンの温度設定は、ビーズの溶け具合に直接影響するので重要です。
一般的には中温(約140度から160度)でかけます。
温度が高すぎるとビーズが溶けすぎてしまいます。低すぎると十分に溶けずに作品がバラバラになりやすいです。
アイロンの機種によって最適な温度が異なるため、最初は低めの温度から試してみることをおすすめします。
また、中温は中温でも、中温になってすぐの中温としばらく放置した中温と違ったりするので、手持ちのアイロンのくせを知るのも大切です。
(3)アイロンはゆっくりと、均等に
アイロンをかけるときは、急がずゆっくりと全体に均一に熱を加えることがポイントです。
このとき、アイロンを強く押し付けすぎないように注意してください。
全体に均等に熱が行き渡るように、軽く圧力を加えながらアイロンをかけるのがコツです。
アイロンは一か所に留まらず、徐々に全体に動かしていきます。
特にビーズの端の部分は溶けにくいので、しっかりとアイロンをかけるようにしましょう。
アイロンを押し当てるだけで動かさない方がいい説もあるにはあるのですが、アイロン面の場所によっても温度差があるため、ゆっくり動かしてます。
(4)冷却は、鉄は熱いうちに打て
アイロンを両面かけ終わったら、シートをつけたままの状態ですぐに重しを乗せます。
下も硬い方がいいです。
ビーズは冷めて硬くなると、一切かたちを変えられなくなるため、「すぐに」がコツです。
この時のスローガンは、「鉄は熱いうちにうて」です。
重しは、重いものだったらなんでもいいとおもいます。
(5)まずは簡単な作品から。はじめは質より量で、たくさんかける
初めから大作のビーズを並べてしまうと、アイロンで失敗したときに悲しいので、まずは簡単に並べられる図案から挑戦してアイロンがけに慣れていきましょう。
アイロンビーズ アイロンがけのコツ まとめ
- アイロンよりも、シートにこだわりを
- アイロンの温度は「ちょうど良い」がキーポイント
- アイロンはゆっくりと、均等に
- 冷却は、鉄は熱いうちに打て
- まずは簡単な作品から。はじめは質より量で、たくさんかける
初心者さんは、これらのポイントを参考にしてもらえたらうれしいです。
さいごまで読んでいただきありがとうございます☆゚+.